建築士定期講習

先日、一級建築士定期講習を受講してきました。

3年毎に受講していますが、今回が3回目になります。

建築士定期講習とは、平成20年11月28日に施行された改正建築士法により、建築士事務所に所属する建築士に対して受講が義務付けられた講習です。

これは、建築士事務所に所属する建築士については、「業」として設計・工事監理等の業務を行うことが可能であることから、業務の実施に当たり必要となる能力を確実に身につけておく必要があるため、3年度ごとに最新の建築関係法規について、習得する趣旨のものです。

ただし、行政職員や大学教授、建築とは異なる分野の会社に勤務する人など、建築士事務所に所属しない建築士には定期講習の受講を義務付けられていません。 定期講習は平成21年2月から始まりました。

定期講習を受講しなくても罰金や罰則はありません。

しかし、定期講習の受講義務違反は建築士法の定めに違反することになるので、受講を促す注意を行っても受講しない場合は、建築士法違反として懲戒処分の対象になります。

なお、過去3年度に定期講習を受講していない建築士が異動や転職に伴って所属建築士になる場合は、改めて受講すればいいです。

当日は、午前9時30分から午後5時40分まで講習がありました。

1時間の昼食休憩と10分間の小休憩が何度かありましたが、一日、ビデオ画面で講習を受けるのでかなり疲れました。

最後の1時間で40問のテストがありますので、講習中は聞き逃さないように、集中していなければなりませんでした。

約1か月後にテストの結果が返送されてきます。合否はいかに?

では、ごきげんよう。

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