勝手に独り言『答えは1つとは限らない』~義経・弁慶【勝負の行方編】~

2017/07/25(火) すべて日々のこと

前回、独り言で源義経と武蔵坊弁慶の出逢いについて つぶやいていたところ・・・

どうも今まで認識していた 『五条大橋での出会い~決闘』というストーリーに 暗雲が立ち込めてきました。

諸説ありそうで、出会いのパターンもいろいろ? ありそうですが、その中でも3パターンが有力のようです。

1)単純に五条大橋で出逢い、決闘

2)五条天神社~清水寺パターン

3)北野天神(北野天満宮)~清水寺パターン

因みに、前回も独り言でつぶやいたのですが、話の中の『五条大橋』は、 当時は清水寺から松原通りを下り、鴨川に通ずる『松原橋』のことを 指しているようです。

さて、 1)パターンですが、これはおとぎ話『牛若丸』などでも読んだ内容ですね。 五条大橋の上に陣取り、橋を渡る人々から力ずくで刀を奪い、1000本目の ターゲットになったのが牛若丸こと源義経で、笛を吹きながら橋を渡ってくる この少年に襲い掛かった弁慶ですが、鞍馬山で天狗?と修業をした牛若丸に こてんぱんにやられてしまい、家来になったという話でした。

2)パターンは『義経記』の巻3に出てくる話で、なかなかの衝撃度です・・・

弁慶が1000本の刀にこだわった理由・・・人は重宝(今でいうコレクション?的 な発想でしょうか)を1000集めるものだと、名馬、弓、鎧など・・・ そこで弁慶は太刀を集めることに・・・ただお金がない・・・ということで 人から奪って集めることになったようです。

え~~~~っ!ただの盗人じゃん・・・!自分より強い人がこの世にいるか・・・ とかで集めてたんじゃないの~?弁慶さん? で、半年以上?かけて集めた?奪った?太刀は999本・・・あと1本で達成! 最後の1本は素晴らしい太刀でありますように・・・と五条天神でお願いする弁慶。 堀川沿いに下っていくと、笛の音が聞こえてくる。

笛を吹きながらやってきた 若い男は黄金作りの装飾が入った太刀を身につけていた・・・弁慶さん大喜びで 絶対に奪ってやる!・・・と意気込んで、とりあえずは脅してみることに・・・ ここを通りたければその太刀をよこせ!・・・と弁慶 は~っ?この太刀が欲しいんなら取ってみろ!・・・と義経 ついに五条天神近くで、初対面、初決闘です! ・・・えいっ!や~っ!とう~っ!・・・と闘いぶり省略しながらなんですが、 途中で弁慶の太刀を奪った義経がその太刀を曲げてから投げ返したところ、 それをきちんと元通りに直す(物を大切にする?)弁慶・・・ って言っても、人から奪ったものですが・・・ そして、本日の太刀千本収集はあきらめることに・・・弁慶、敗北! 翌日、弁慶は清水寺で義経を待ち伏せ?

・・・と、そこへ義経登場! 第2ラウンド?・・・が、弁慶・・・義経との力の差を感じるのでした。 あっさり敗北?・・・しましたが義経の後をつけていく弁慶。 そして清水寺の御堂でお経を詠んでいる最中に、第3ラウンド? ・・・どうしても義経の太刀が欲しいのでしょうね。

清水の境内~清水の舞台で第3ラウンド! ・・・結果は?観衆が見守る中、義経が弁慶に馬乗りになって、 弁慶は家来になることを了承するのでありました。

・・・と、まぁこんな感じ?でしょうか 意外とリアルで、現実的な感じがしますね。

3)パターンですが・・・って、まだやるの?・・・ですよね。

ではパターン3は次回の独り言で呟かせていただきます。

それまでに別のパターンも探してみよう・・・と、独り言を 最後まで呟くのでありました。

しかし、弁慶さんってなかなかお茶目?な性格のような感じがしません? 私だけ?  

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