いよいよ祇園祭の季節になりました。
本日は宵山ですが、あいにくの天候です。
さて、今回の独り言はこの絵?ですが、皆様 何かわかりますでしょうか?
漫画やアニメでは、この場面をよく見たのですが・・・ 京都にはこの場面の銅像もございます
五条大橋の決闘? 『ここで逢ったが100年目!』とか『お前の刀で1000本目!』とか記憶は 曖昧ですが、そんな感じでしたよね。
そう! 源義経と武蔵坊弁慶がここで初めて出逢って、刀を奪おうとした弁慶さんが 義経に返り討ちにされ、家来になったという場面です。
学校ではそう教えてもらったはずですよね・・・同世代の皆様方。 しか~し、ここにも歴史の歪み?間違って伝えられた可能性があるようです。
実は、 義経と弁慶が対決したとされる『五条大橋』なんですが、豊臣秀吉がここに 移設したようで、当時はこの五条大橋はなかったようです
・・・ と、いうことはここで義経と弁慶が闘ったんじゃないの? ん?だとしたらここで出会ったんじゃないってこと?
とりあえず、当時の五条大橋というのは今の松原通りから鴨川を渡る『松原橋』 のことらしいです。
どこで変わってしまったんでしょうか? では実際にここで闘ったの?ここで出逢ったの?
どうも怪しい・・・と、いうことで色々調べていくと、どうやらいくつかの説が あるようですね。
言い伝えの基になっているのは、『義経記』と呼ばれる軍記物語、『橋弁慶』 『弁慶物語』などの能楽作品、御伽草子のようなんですが、 出会いのパターンはどうも3通りほどあるようで・・・って、 この時点でアウトでしょ! ?今まで教わってきた五条大橋にて出逢う ?五条天神社~清水寺で2度出逢う ?北野天神(北野天満宮)~清水寺にて2度出逢う 面白くなってきましたね。
それぞれの言い伝えで、どのような出逢い、どのような結末なのか! そして、どの説を信じるのか?信じたいのか? 独り言にしては長くなりすぎたので、続きは次回にします。
♪京の五条の橋の上 大のおとこの弁慶は 長い薙刀ふりあげて~♪