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勝手に独り言『答えは1つとは限らない』~義経・弁慶【勝負の行方・番外編】~

2017/08/07(月) すべて家づくりのこと

義経と弁慶の出逢い~決闘のパターンを前回までに 3つほど呟かせていただきました。

どの言い伝えが真実なの?・・・は置いといて・・・ この言い伝え面白いね・・・とか これが真実だったら・・・とか、これはないでしょ・・・とか、 もちろん私もそうですが、いろいろなパターンを想像して、 楽しんで、呟いていただければと思います。

さて、今回の番外編は『橋弁慶』と呼ばれる、能楽作品での 出逢い~決闘の呟きです。

話は何らかの祈願に出かける弁慶さんから始まるのですが、 祈願に行く場所は五条天神、北野神社、十禅寺・・・とこれまた 最初から異なっております。
それはさておき・・・ 弁慶さん・・・今日も祈願に行くぞ!・・・と気合を入れてたところ、 従者が止めます。

従者曰く・・・最近、五条の橋には変幻自在の動きをする 少年が現れ、人を斬り廻っているから危ないですよ・・・とのこと。 ・・・この少年って?・・・のことですよね。
ここでは五条の橋で人を斬り廻っている危ない奴・・・という設定になっています。
まじか・・・ちょっとジャニーズ的なイメージをしていたのですが・・・ さて、一旦はやめとこうかな・・・となる弁慶さんでしたが、そこは負けず嫌いの 弁慶さん・・・行かないわけにはいきません。

私が退治してやる!・・・と夜になるのを待つ弁慶さん。
そこへ都から逃げてきた人がいます。 人斬りが出た~、あれは千人斬りをやっている牛若丸だ~!

・・・なんと太刀を1000本集めるという弁慶さんの専売特許を 義経に取られてしまっているではないですか・・・それも 太刀を集めるのではなく・・・人斬りの人数とは・・・ ・・・ともあれ、五条の橋で暴れている義経さん?

何があったの? ・・・鞍馬寺から下山していたようで、それをお母さんにこっぴどく 叱られ、寺に戻ろう・・・と決意をした最終日のようです。

人生いろいろあるよね・・・義経さん? 他の書物などでは義経さん・・・ 鞍馬寺にいる時に自分が源氏の血筋で、父は平家との戦いに敗れ 死んだことを知られる。

復習に燃える義経さん・・・学問ではなく、 武術ばかりを隠れて学ぶことに・・・といった背景があるようです。

さて、その最終日に運命なのか、僧兵に武装した弁慶さんが登場! 勿論、場所は五条の大橋です。
大長刀を片手に、橋を渡る弁慶さん。
しかし、そこにいたのは女装をした義経・・・弁慶さんは出家の身・・・ 女性には・・・と、横を素通りしようとする弁慶さん。
・・・が、義経は弁慶さんの長刀を蹴り上げる! ん?・・・怒った弁慶さん・・・戦闘開始!
・・・と行きたいところではありますが、全く歯が立たない・・・ というより、何をやってもかわされる。
剛と柔の戦いか・・・そう、まるで北斗の拳のラオウとトキである。
そして案の定、大長刀を打ち落とされます・・・無念、弁慶さん。
あまりの強さにあきれる弁慶さん・・・そして、 いったい、お前は誰やねん?・・・と弁慶さん。 は?俺か?おれは源牛若や!なんか文句あるか?・・・と義経。
ってか、そういうお前は誰やねん? あなたはあの源氏の(義朝のご子息)?・・・私は武蔵弁慶です と、言うな否や 私を家来にしてください!いやぁ、よいご主人に出会えた! ・・・と自己満足してしまう弁慶さん・・・という結末?でした

・・・ ともあれ、義経さんと弁慶さん ・・・言い伝えでは様々な場所で出逢い、背景などは変われども、 伝説に残る主従関係を無事に結ぶことができたのである? 皆様はどの出逢いのパターンが好きでしょうか?

そして、どの出逢いのパターンを信じてみますか? そう!『答えは1つとは限らない』・・・ということで 今回はここまでにしようかと思います。

次回の勝手に独り言は・・・お楽しみに?            

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