先日、住宅省エネ設計講習会に参加してきました。
平成28年4月1日より「平成28年省エネ基準」が新たに施行されています。
「省エネ法」に基づく「平成25年省エネ基準」は平成29年4月に廃止され、平成28年4月1日に施行された「建築物省エネ法」に基づく「平成28年省エネ基準」に一本化されました。
現在は300?未満の住宅では、上記に基づく省エネ措置は努力義務ですが、2020年(平成32年)にはすべての住宅に届出義務が求められる見通しです。
私達の国は温暖化問題や大震災を契機としたエネルギー問題に直面しており、低酸素型の社会をつくることが大きな課題となっています。
早急に取り組まねばならない民生部門のエネルギー対策のために、住宅分野においては新築住宅・建築物の段階的な省エネルギー基準への適合化が予定されており、住宅の設計・施工技術者も省エネルギー化のための適正な技術習得が求められています。